マインドフルネス。
今さらながらマインドフルネスに興味を持った。
子供たちが小さかった頃いつも一緒に見ていたEテレのサイエンスゼロで再放送されていたからだ。
科学に興味を持って欲しいと思って、この手の番組を録画しておいてよく一緒に見ていた。上は理系、下は文系と進んでいったので影響があったのかどうかは定かではない。
で、マインドフルネスなのだが、私はづっとマインドのかしらの「マ」が一番低い音で発音され、徐々に高い音になってくるのだと思っていた。
しかし、先頭の「マ」が強く発音されていた。(思い込みとは恐ろしい。)
それはさておき内容なのだが、やり方は下の動画で紹介されている。
マインドフルネスで共感を覚えたのは「雑念」という言葉。
「雑念」とは人ぞれぞれ色々あると思うのだが、不安や心配事を一時忘れ去る事は脳の神経ネットワークの構造を変えていくのに良いと思う。なぜなら、筋肉でも神経でも日常の行動で徐々に癖のようなものが定着してしまうだろうから。
自分にとってネガティブなイメージをすべて「雑念」と定義してしまう事に意味があるように思う。「そんな事所詮雑念か~。」と勝手に思い込んで少し気持ちが楽になるように感じた。
しかし、ここで紹介されていたのは海馬や偏桃体の領域そのものの大きさが変わってしまうという現象だったので驚いた。他にも病気を引き起こす遺伝子にまで影響を与えるらしく、それをマインドフルネスでコントロールできるのだそうだ。
「病は気から。」をサイエンスの力で証明できる日も近いのかもしれない。